メーガン妃&ヘンリー王子、ふたりの歴代炎上ヒストリー
2021年3月:メーガン妃の王室スタッフいじめ疑惑
オプラ・インタビューの放映を目前に控えた2021年3月2日、メーガン妃が王室時代にスタッフたちをいじめていた、という2018年の王室内部メールが流出。サセックス公爵夫妻の当時の報道官が「妃の言動が原因で2人のスタッフが退職に追い込まれた」と王室側に報告していたことが明らかになった。 メーガン妃はスポークスパーソンを通じて「これは計画された中傷キャンペーン」だと自身のいじめ疑惑報道を否定。当時、王室はすぐにこの件について内部調査を行うことを発表。今年4月にはエリザベス女王の元側近が聞き取り調査を受けたことを認めた。調査は2022年6月に終了したとされるが、王室が結果を公表するかどうかは今のところ不明だ。
2020年1月:王室離脱を電撃発表
年末年始をカナダ・バンクーバーで過ごしたメーガン妃&ヘンリー王子はバンクーバー島滞在中の温かいもてなしとサポートに感謝するためにロンドンのカナダハウスを訪問した翌日、自分たちの公式インスタグラムとサイトを通じ「王室の上級メンバーとしての立場を退き」、今後は英国と北米で時間を分割して過ごす意向を発表した。 このサセックス公爵夫妻の王室離脱は王室にとっても寝耳に水の出来事で、故エリザベス女王はヘンリー王子を含む上位ロイヤルメンバーたちを緊急招集。「サンドリンガム・サミット」と後に呼ばれるようになる会合で、今後の対応について話し合った。 最終的にエリザベス女王は移行期間と、1年間の試用期間を設けたうえで、2人のワーキングロイヤルからの引退を認める声明を発表。同年3月にサセックス公爵夫妻は最後の公務を行ってから、アメリカに移住。称号などは保持しつつ、実質的には英王室から離脱した。
2019年~:複数の対マスコミ訴訟がスタート
2019年より複数の訴訟案件で各マスコミと争いを続けているサセックス公爵夫妻。2019年10月にはメーガン妃のイメージを損なうために夫妻の私的な書簡を利用し、否定的な記事を掲載したとしてメール・オン・サンデー紙やデイリー・メイル紙を傘下に持つアソシエイテッド・ニュースペーパーズ・リミテッド(ANL)を提訴し、2021年2月に勝訴している。そのほか、2005年までさかのぼる英紙ミラーとの争いでは、ヘンリー王子が133年ぶりに法廷に立ったロイヤルとして話題に。