チェコの名門自動車メーカー・シュコダが開発中のEVは電気×人気SUV「カロック」で「エルロック」!! そのテスト車両を初スクープ!
チェコの名門自動車メーカーであるシュコダが開発中の新型クロスオーバーSUV「エルロック」の市販型プロトタイプをカメラが初めて捉えた。フォルクスワーゲン・アウディグループの同社はこのニューモデルに「MEB」プラットフォームが採用され、人気だったカロックよりわずかに大きい全長4.5mと予想。量産型には62kWhのバッテリーパックと、最高出力179ps、最大トルク310Nmを発揮するリヤマウントモーターを搭載している可能性があるほか、より強力なAWDモデルも期待できそうだ。 【画像】チェコのシュコダが開発中のEV「エルロック」。
チェコの自動車メーカー・シュコダがEVを開発中
シュコダはチェコを本拠地とするヨーロッパでも名門の自動車メーカーで、現在はフォルクス・ワーゲンアウディグループに組み込まれている。 正規販売こそ行われていないが、WRCや全日本ラリーでの活躍から日本での知名度はその他の日本未導入ブランドより高いのではないだろうか。 https://www.as-web.jp/rally/1067104 同ブランドは、2026年までに合計6台の新型エレクトリックモデルを発表予定で、そのうち5台がクロスオーバー/SUVとされている。エルロックはその中の1台で、ミドルサイズ・クロスオーバーSUV「カロック」後継に位置づけられたEVだ。車名の「エルロック」は、「エレクトリック」(電気)と「カロック」を組み合わせた造語となっている。 市販型は「MEB」プラットフォームを採用、人気だったカロックよりわずかに大きい全長4.5mと予想され、「広々とした非常に実用的なインテリア」を備えた「理想的なファミリーカー」になるだろうと噂されている。
エルロックのプロトタイプのスクープ写真
ヨーロッパで捉えたプロトタイプは、厳重にボディをカモフラージュしているが、流行のスプリットヘッドライトと、薄く完全に密閉されたグリルが確認できる。また、バンパー両サイドにはスリムな垂直のエアカーテンと、金属のアクセントが付いた広い下部インテークが見てとれる。 リヤセクションでは、ミニマルなバンパーと角張ったテールライトが特徴となっているほか、角張ったリヤウィンドウとラップアラウンドスポイラーが装備されていることがわかる。 わずかに見えるキャビン内には、大型の自立型インフォテインメントシステムが搭載されているように見える。また小さなインストルメントクラスターが搭載されると伝えられている。 予想されるパワートレインだが、62kWhのバッテリーパックと、最高出力179ps、最大トルク310Nmを発揮するリヤマウントモーターを搭載している可能性があるほか、より強力なAWDモデルも期待できそうだ。 エルロックのワールドプレミアは、2024年内と予想されている。
APOLLO