ドジャース相手に1勝3敗からの逆転なるか? “ミラクルメッツ”の選手たちが自信満々「僕らは逆境を乗り越えてきた」「帰るつもりはない」
崖っぷちでも“ミラクルメッツ”が強気だ。 現地時間10月18日(日本時間19日)、メッツは、本拠地シティフィールドでドジャースとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第5戦に臨み、12-6と快勝。前日の敗戦でワールドシリーズ進出に王手をかけられたが、14安打12得点の猛攻で後がない大事な一戦をものにし、勝負を現地時間20日(日本時間21日)の第6戦以降に持ち越している。 【動画】2試合連発!大谷翔平、ポストシーズン3号ソロを放つシーン ワイルドカードシリーズ、地区シリーズと劇的な逆転勝ちの連続で勝ち上がってきたメッツ。この日は、初回にピート・アロンソの3ランで先制すると、3回にスターリング・マルテ、フランシスコ・アルバレス、フランシスコ・リンドーア、ブランドン・ニモの適時打が飛び出し、8-1の7点差に。その後も打線の勢いは止まらず、二桁得点の大勝を収めた。 これでシリーズの対戦成績は、2勝3敗に。試合後、メッツの地元放送局『SNY』は、逆転でのシリーズ突破に意気込んでいる選手たちの姿を公開。ロッカールームで取材に応じた元首位打者のジェフ・マクニールは、「帰るつもりはない。またシティフィールドに戻り、ワールドシリーズを制したい」と力強く語っており、自信満々のようだ。 また、守護神エドウィン・ディアスは、「本当に良いチームだ。自分たちを信じている。僕らは、これまで多くの逆境を乗り越えてきた。彼ら(ドジャース)にも勝てると思う」とコメント。大谷のMVP対抗馬と目されてきたリンドーアは、「信じていないなら、ここにいるべきではない。究極の目標を果たすには、他に方法がない」と力を込めていた。 熾烈な戦いが繰り広げられているメッツ対ドジャース。第6戦は、ドジャースタジアムに戻り、日本時間21日午前9時8分に開始予定だ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]