「快適な午後」「堅実なプレー」 冨安健洋、マンU戦でのプレーは軒並み及第点以上の評価! ディアッロとの対決や攻撃での貢献には様々な見方も
『Daily Mail』紙は、「デクラン・ライスのドリブルからパスを受けた冨安がボールを強打するが、シュートはブロックされた」と29分の攻撃参加を伝えたが、個別評価では採点を「6」とし、「ディアッロとの対戦では手を焼いたが、左サイドでマンUに快適な時間を与えることはなく、プレーは十分に堅実だった。一方、攻撃面では活躍は見られなかった」と、彼のプレーを総括した。 続いて『Evening Standard』紙も同採点で、「マンUの攻撃のほとんどが逆サイドで展開されたこともあり、冨安が試練に直面することは少なかったが、ボールを持った際のプレーはしっかりとしていた」とポジティブに評し、『INDEPENDENT』紙は「ディアッロとはハーフタイムまでは対等の勝負だったが、後半になるとこのウインガーを沈黙させた」と綴り、高評価ぶりは「7」という高い採点にも表われている。 スポーツ専門サイト『GIVEMESPORT』は「6」で、「寸評は「オールド・トラフォードでの冨安はデュエルで60%しか勝てなかったものの、この日本代表選手にとっては快適な午後となった」と、まさに採点同様に及第点の働きだったことを寸評でも示した。 同採点のデータ専門サイト『Squawka』は、「慣れないポジションながら、この日本人選手はチームに一貫したサポートを提供した」と冨安を称賛し、サッカー専門サイト『90min』は「ディアッロとの1対1で時折追いつめられることがあったが、それはチームが心配するほど頻繁には起こらなかった」として、こちらも採点は「6」となっている。 地元ロンドンのメディアでは、サッカー専門サイト『football.london』も「6」としたが、「幾度か集中力が欠ける瞬間があり、アントニーに対しては大きなチャンスを与えてしまうところだった。しかし、ディアッロのようなトリッキーな相手との1対1における守備は良かった」と、良い点と悪い点の両方を挙げた。 最後に、アーセナルのクラブ専門サイト『PAIN IN THE ARSENAL』は、「ディアッロは活発だったが、冨安をかわすことは稀だった。日本代表選手は、ボールを持った時にはあまり目立たなかったが、典型的な堅実さに満ちたプレーを見せた」として、採点は「6.5」を付与している。 構成●THE DIGEST編集部
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