誕生100周年を祝して。カルティエの新しいトリニティリング、編集者がリアルにお迎えしたのは?
タイムレスでプレイフル。100年の時を超えるカルティエを象徴するリングの魅力を満喫
10年以上前、その頃よく一緒に仕事をしていた年上のスタイリストさんの「どんな服のときも、年を経ても変わらずつけているリングはトリニティ」という言葉がずっと頭に残っていました。私はそのスタイリストさんのシンプルで洗練されたスタイリングがとても好きだったので、彼女が選んだカルティエのアイコンであり不朽の名作を素敵だなと思っていたのですが、手にする機会はないまま時は流れ……。 【写真】カルティエ「トリニティ」世界のセレブのつけこなしに注目 と思っていたら、トリニティは100周年を迎え、カルティエは新たなデザインを発表。それはまさかのクッションシェイプのトリニティ。「え、あのスリーゴールドが四角に?」その斬新さ、モダンさ、それでも変わらない普遍性に心を射抜かれ、今こそ手に入れる時!と購入を決めました。
三位一体を意味する「トリニティ」。ホワイトゴールド、ピンクゴールド、イエローゴールドが織りなす美しいデザインは、四角くなっても健在。愛と多様性を表す三連リングのストーリーにも心惹かれます。
購入したのはMMサイズで普段は右手の中指に付けることが多いのですが、四角いことを忘れてしまうほど、すっと指に心地よくフィット。 お店の方に教えていただいたところ、四角の平面を上にしてもいいし、写真のように角の部分を上にしてもいい。何より美しく重なるスリーゴールドが目に入る度、気分が上がる。その効能たるや、忙しい日々のなかでとても大きいと感じています。デスクワークのデニムの日にも、会食があってちょっとドレスアップする日にも、いつも中指にはトリニティ。そのいつもはずっと続いて、これから長い時を経てしわしわになった手にもきっと馴染むし愛せるだろうと思えるのです。そんな愛着の持てるジュエリーに出会えたことはまさに僥倖。ずっと大切にしていきたいと思います。 【BAILA編集長 中川友紀】 BAILAで働く30代の服を見続け今年で14年。好きなのは、野球を観ること、本を読むこと、泳ぐこと。陸での運動は苦手だけれど、毎月近所のプールで5キロ以上泳ぐのがマイ・ノルマ。