チェルシー、ムドリクの“ドーピング陽性”を発表…本人は故意での使用を否定「何も悪いことはしていない」
プレミアリーグのチェルシーは17日、同クラブに所属するウクライナ代表FWミハイロ・ムドリクのドーピング検査で陽性反応が検出されたと発表した。 現在23歳のムドリクは母国ウクライナのシャフタール・ドネツクでプロデビュー。ロベルト・デ・ゼルビ監督の指揮官就任を機に頭角を表すと、2022年にはウクライナの年間最優秀選手に輝いた。2023年1月にチェルシーへと8年半契約で加入。2023-24シーズンからはクラブの10番を託され、今季もここまで公式戦15試合出場3ゴール4アシストを記録している。 そんななか、チェルシーはクラブ公式サイトでムドリクのドーピング検査に関する声明を発表し、「定期的な尿検査で陽性反応が検出された件について、サッカー協会が当クラブのミハイロ・ムドリクに連絡を取ったことを確認した」と説明。続けて、「クラブとミハイロはFAの検査プログラムを全面的に支持しており、ミハイロを含むすべての選手が定期的に検査を受けている。ミハイロは禁止薬物を故意に使用したことは一度もないと断言している。ミハイロとクラブは今後、関係当局と協力して陽性反応の原因を突き止める予定だ」と伝えた。 また、ムドリクも自身の公式インスタグラムに、「僕は禁止薬物を故意に使用したり、規則を破ったりしたことは一度もない。完全にショックであり、なぜこのようなことが起こったのかを調査するためにチームと緊密に協力している」と投稿。「僕は何も悪いことはしていないし、すぐにピッチに戻れるという希望を持ち続けている。今は守秘義務があるのでこれ以上は言えないが、できるだけ早く報告する」と強く潔白を主張している。
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