「本当に良い契約」ケインが自身の“後釜”にエール! トッテナム指揮官も日本を愛するFWに熱い期待「かなりフィットする」
「レスター戦に先発できない理由は見当たらない」
昨季からバイエルン・ミュンヘンでプレーするハリー・ケインが、自身の古巣トッテナムに加入したドミニク・ソランキについて語った。英紙『Mirror』が伝えている。 【画像】東京の有名スポットに普通に出現…観光を満喫するソランキ 現在26歳のFWソランキはボーンマス加入6年目の昨季、圧巻の19ゴールをマーク。モハメド・サラー(リバプール)、ソン・フンミン(トッテナム)、ブカヨ・サカ(アーセナル)ら各クラブの大エースを抑え、プレミアリーグ得点ランキングで4位に入った。 好調ぶりが買われ、イングランド代表としてEURO参戦も期待されたが、メンバー入りはならず。その分、今夏はリフレッシュに多くの時間を割き、旅行で日本を訪れていたなか、8月10日にアンジェ・ポステコグルー監督が率いるトッテナムへの移籍が決まった。 同日にはバイエルン対トッテナムのプレシーズンマッチが行なわれ、その試合後にイングランド代表の主将ケインが『Sky Sports』の取材に対応。仲間の新天地での活躍に太鼓判を押した。 「ドムはハイインテンシティとハイスピードを持ち合わせた素晴らしい選手だ。アンジェのプレースタイルであれば、チャンスを得るだろう。本当に良い契約だと思う。素晴らしいシーズンを送れるといいね」 また、ポステコグルー監督も「私が獲得を熱望していた選手の1人だ。獲得に時間がかかった。彼はかなりフィットすると思う。我々が求める選手像を持っている」と断言。昨季は不在だったケインの後釜として、ソン・フンミンと共に攻撃の中心を担う、重要戦力になると確信しているようだ。 「彼は自分の道を切り開いてきた。キャリアの中でポジティブなことばかりなら、挫折にどう対処するのか気になるものだが、彼はキャリアのかなり早い段階で挫折を経験し、それを乗り越えてきた。(開幕戦の)レスター戦に先発できない理由は見当たらない。彼は(ボーンマスで)プレシーズンのほとんどをこなしている」 ソランキといえば、日本の人気キャラクターのポーズを披露することでも知られ、来日時にはインスタグラムで「日本を愛しているので僕は東京に来ている」とメッセージを発信していた。トッテナムでも日本愛溢れるゴールセレブレーションを度々炸裂させられるか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部