ヴェネチアンガラスの世界に惹き込まれる! 金時山のアフター登山は「ラ・コッピア」でメリクリを祝う
箱根の山は天下の剣、冬晴れの12月某日天下の秀峰・金時山に登り、下山後に金時神社からも程近い「箱根ガラスの森美術館」でクリスマスシーズンならではのキラキラのクリスタルガラスのクリスマスツリーを楽しみました。 【写真】クリスマスに訪れたい箱根ガラスの森美術館をチェックする(全10枚)
2本のクリスマスツリーが出迎える箱根ガラスの森美術館
金時山を楽しんだ後の下山メシならぬ、下山プチ観光にオススメなのが神奈川県箱根町にある「箱根ガラスの森美術館」です。箱根仙石原にあるヴェネチアン・グラス専門の美術館で、12月のクリスマスシーズンは毎年恒例の大小2本のクリスタルガラスのクリスマスツリー「ラ・コッピア」がたっぷりの日差しを浴びて神々しく七色に光り輝いていました。 箱根ガラスの森美術館の庭園に配された、クリスタルガラスのツリーの前にはトナカイに引かれるサンタクロースが乗るソリが用意され、クリスマスツリーを背景に写真も撮れました。陽の光で乱反射して風に揺られるおよそ15万粒ものクリスタルガラスがキラキラ輝き、電飾とはまた違った美しい光景を生み出していました。 クリスマスツリー「ラ・コッピア」はイタリア語でカップルという意味です。初めは1本だけのツリーでしたが、1本だけでは寂しいだろうと10周年を機に「恋人」としてもう1本加えて、2本のカップルツリーとなって20周年のメモリアルでもあります。オープンテラスのカフェレストランからは雄大な箱根の山々を見渡すこともでき、レストランは鉄板料理「うかい亭」が運営しているのでランチも美味しくいいただけます。
欧州貴族もうっとりのヴェネチアングラスは必見
ヴェネチアン・グラス美術館では15世紀から18世紀にかけてヨーロッパ貴族を熱狂させたヴェネチアン・グラスの繊細優美な輝きが楽しめます。 同施設の中では地味ですが、松の王様、大王松(だいおうしょう)もオススメ。威風堂々とした大王松の3本の葉はとても珍しいものです。花言葉は「不老長寿」。落葉の3本葉を身につけていると幸福になるとか。幸せになりたい人は探してみてくださいね。 箱根ガラスの森美術館でアフター登山を楽しんだら、お土産にオススメなのが、水車小屋アチェロの人気フルーツジャムです。白桃とストロベリー、オレンジを買いましたが、絶品のトロける味ですぐに完食。さすがうかいグループの総料理長プロデュースのジャムは美味しくて、入館料を支払ってもまた買いに行きたい逸品です。 クリスタルガラスのクリスマスツリー「ラ・コッピア」は2025年1月13日まで楽しめます。この年末年始の週末に訪れてみてはいかがでしょうか!
多田壮一