専門家会議、来週にも開始 紅こうじ、機能性食品巡り議論
小林製薬(大阪市)の「紅こうじ」成分を含むサプリメントの健康被害問題を受け、消費者庁は11日、来週にも大学教授や医療関係者ら専門家による、機能性表示食品制度の在り方を巡る検討会の初会合を開くと明らかにした。原則公開で、週1~2回のペースで行う予定。検討会の意見を踏まえ、政府は5月末をめどに制度の在り方の方向性を取りまとめるとしている。 同庁によると、機能性表示食品の製造販売過程における安全性の確保や健康被害情報の報告ルール、消費者への情報提供の方法といった論点を整理していく。消費者団体や事業者にもヒアリングする方針だという。