【広島】九里亜蓮が連敗を止めた!気迫の投球で7勝目 リリーフ陣も奮闘、栗林良吏が単独トップ37S
◇プロ野球セ・リーグ 広島2-1中日(7日、マツダスタジアム) 広島が中日との接戦を制して、連敗を4で止めました。 打線は2、3回と得点圏にランナーを置くも、中日先発の福谷浩司投手を崩せず無得点。 3回まで打者9人を完璧に抑えた先発の九里亜蓮投手は、4回に初ヒットを浴びるなど、2アウト3塁のピンチ。迎えた細川成也選手は低めの変化球で空振り三振を奪うと、雄たけびにガッツポーズと気迫の表情をみせます。 すると直後の攻撃では、坂倉将吾選手が今季10号ソロで1点を先制。5回には1アウト2塁から秋山翔吾選手のタイムリーヒットが飛び出し、2点リードとします。 援護を受けた九里投手は5、6回と2イニング連続で3者凡退。打たせて取る投球でアウトを積み重ねます。 7回、先頭の福永裕基選手は打ち取った当たりが内野安打。それでも続く川越誠司選手をファーストライナーで一気に2つのアウトを奪います。 しかし2アウトから細川選手を内野ゴロに打ち取りますが、大きくバウンドがはねて不運な内野安打へ。さらに宇佐見真吾選手に連打を浴び1、3塁とされると、6番のカリステ選手にはインコースの厳しいボールをレフト前へはじき返され、1点差へ。九里投手はここで降板となります。 新井貴浩監督は2番手で左腕ハーン投手を送り込みますが、代打のブライト健太選手に四球を与え、2アウト満塁へ。さらに代打の石川昂弥選手を迎えましたが、続投したハーン投手がサードゴロに打ち取り、窮地を脱しました。 その後8回は島内颯太郎投手がピンチを招くも無失点投球。9回は栗林良吏投手が三者凡退に抑え、リーグ単独トップの37セーブ目。勝利の瞬間、新井監督も笑顔で喜びを爆発させました。 7回途中1失点の九里投手が7勝目。チームは連敗を4で止めています。