【「ワイルド・スピード」前の90'sスタイル】当時スタイルをトリビュート! 4スロ化&ファインチェーンの心臓も見逃せないタイプR
USDMスポコンの皮を被ったタイプR改のターマックレーサー! BASE CAR:シビック タイプR/2014年型 【画像12枚】名門TODAでファインチューンした4スロ化の心臓、エンジンサウンドに埋没しない サンコネ謹製の自慢のカスタムオーディオなど、当時スタイルをトリビュートしたタイプR 90’sホンダ車によるUS西海岸式コンパクトレーサー的カスタムは、今から20数年前の日米カスタムシーンを席巻したスポコンブームがルーツ。 そのアイコンとして知られる映画が『ワイルド・ スピード』だが、実は同映画が上映される前から日本にはスポコンカルチャーが存在していた。 その当時のバリバリの現行車種だったEKシビックは、カスタムパーツの豊富さもあり、本場本流の花形ベースとして大人気を博していた。 当時、EKシビックをスポコンカスタムするトレンドセッターとして知られていたのが、神奈川の「サウンドコネクション」だ。 ということで、ここでは同ショップの常連でもあるオーナーの愛車であるEK9シビック タイプRを紹介するが、コレはまさに同ショップの当時スタイルをトリビュートした1台だ。 スカイブルーパールのボディカラーや、純正未設定のサンルーフ、白ガラスに交換されたウインドーなど、ディテールはフルUS化してタイプR色を払拭。 セイボンのカーボンフード&フロントリップやPCM製のサイドステップなど、アンダーエアロはUSブランドの現行品を装着。 バラマンディの鍛造深リムをナチュラルキャンバーで履きこなした足回りには、スポコン流行期に名を馳せたアメリカの名門スカンク2のアームを奢るあたりがツウならではだ。 タック&シェイブのエンジンベイに収まる心臓は、アルミビレットのヘッドカバーでリビルドチューン済み。 しかしながら、タイプRユニットを表に出さないスリーパーなたたずまい。 アルカンターラブラックで仕上げたインテリアや室内後部をまるっとエンクロージャー化したフルキッカーのカスタムオーディオはまさしくサンコネ式スポコンといえる。 そんな「老舗の変わらぬ味わい」を存分堪能できる1台なのでありマシタ~。 『カスタムCAR』2023年5月号掲載 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
カスタムCAR 編集部
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