冬のボーナス、千葉県職員87万円 知事336万円、県議は232万円
千葉県は10日、職員5万5006人に冬季ボーナス(期末・勤勉手当)を支給した。管理職を含む平均支給額は87万8256円(昨冬比2万1760円減、平均39・2歳)だった。県人事委員会勧告に沿って年間支給月数を0・1カ月分引き上げる条例案が12月定例県議会に提出されており、11日に可決されれば差額が今月末に支給される見通し。 県によると、総支給額は約483億900万円(同約4億300万円減)。平均は一般職員81万2670円(同2万1329円減、39・8歳)、教員89万7483円(同2万4031円減、39・3歳)、警察官89万1917円(同1万5869円減、38・4歳)。条例案が可決されれば、一般職員の行政職で平均約9万5千円が追加支給される。 熊谷俊人知事の支給額は336万7247円。12月定例県議会が11月、知事ら特別職の期末手当の年間支給月数を引き下げ、国特別職に準ずる算定方法へ変更する条例改正案を可決したことから、73万1029円の減額となった。 県議にも支給され、滝田敏幸議長は293万400円、実川隆副議長は256万800円、それ以外の県議88人は232万3200円。