英明、鳴門などが準々決勝へ 高校野球秋季四国大会
高校野球の秋季四国大会は26日、高知県立春野球場などで開幕し、1回戦4試合があった。英明（香川3位）は小松島（徳島2位）に4―2で逆転勝ち。鳴門（徳島3位）も松山商（愛媛2位）を4―2の逆転で降した。 【写真】競り勝った大阪学院大高 高校野球秋季近畿大会 高知中央（高知2位）は今治西（愛媛3位）に5―2で勝利。尽誠学園（香川2位）は高知（高知3位）に2―0で零封勝ちした。27日は準々決勝4試合が行われる。【皆川真仁】 ◇英明・香川純平監督 ＜2点差を逆転＞ 選手たちの動きが硬かった。相手の軟投派の投手を打つために考えすぎていた。（七回に）2点差にされてから、やっと開き直って攻撃ができるようになった。ピンチの連続を3投手がよくしのいでくれた。 ＜エースの植上大雅投手を六回2死満塁で代えた＞ 相手の9番打者が当たっていて、ボールも続いていたので思い切って代えた。雨は関係ない。もう少しストライクで勝負してほしかった。 ＜準々決勝は連戦になる＞ 開き直って総力戦です。ちゃんとみんなの体が動くようにしたい。 ◇高知中央・松浦伸広投手 ＜2失点完投＞ 県大会で結果を出して四国大会からエースナンバーをもらったので、チームに流れを持ってくることだけを意識していた。監督から「お前に任せるぞ」と言ってもらった。一回に先制されて、真っすぐを張られていると思ったので、変化球で相手の裏をかいた。緊張したけど、六回からは落ち着いていい投球ができた。 ＜今治西の榊原綜太投手と1年生エース対決＞ 1年生ライバルで、負けられないと気合が入っていた。立ち上がりは相手が上回っていたが、コースを突いてうまく打たせて取ることができたので勝てた。（榊原は）4番打者で、打席でも雰囲気があった。 ＜持ち味は＞ ピンチでも焦らず、コントロール良く投げられる。あまり感情を顔に出さないのも強みです。
