<センバツ>「力を出し切る」「前向きなプレーを」 米子東、札幌大谷両監督に聞く
第91回選抜高校野球大会に出場する米子東は、第2日の第3試合(24日午後2時開始予定)で札幌大谷(北海道)と対戦する。米子東の紙本庸由(のぶゆき)監督(37)と札幌大谷の船尾隆広監督(47)に、互いのチームの印象や意気込みなどを聞いた。【園部仁史、土谷純一】 【写真特集・イチローの軌跡】愛工大名電、オリックス時代の写真も ―相手校の印象は。 紙本監督 (昨秋の)明治神宮大会で日本一となり、投打に力がある。元気もあり、とてもまとまっている。 船尾監督 (選手)16人という人数でかなり団結力があり、予選を見ても接戦を勝ち抜いてきたチームだ。 ――警戒している相手選手は。 紙本監督 太田流星(3年)と西原健太(同)の両投手は力がある。 船尾監督 粘り強い打線という印象で、4番・福島悠高選手(3年)は特に警戒している。 ――自チームのキーマンは。 紙本監督 期待も込めて、打線で5番以降の選手たちを挙げたい。 船尾監督 中軸を打つ石鳥亮選手(3年)には頑張ってほしい。 ――選手の調子は。 紙本監督 徐々に上がっている。20日にあった最後の練習試合でも完封勝利した。 船尾監督 (春になって)土の上で練習し始め少し疲れもあったが、今は良い動きができている。 ――初戦への意気込みを。 紙本監督 場所や環境や相手が変わっても、自分たちのできることが増えたり減ったりするわけではない。「力を出し切れたぞ」というゲームをしたい。 船尾監督 大会が近づくにつれ、選手の気持ちも高まっている。私も含めて全員で必死に戦いたい。元気いっぱいで、前向きなプレーを見せたい。