発明への情熱こそトヨタの原点 創始者顕彰祭で豊田章男会長
トヨタ自動車グループの創始者、豊田佐吉（1867～1930年）の功績をたたえる顕彰祭が30日、生誕地の静岡県湖西市で開かれた。ひ孫に当たるトヨタの豊田章男会長は「発明への情熱こそトヨタグループの原点だ」とあいさつした。 豊田会長は「佐吉の夢の継承者として、未来に続く道を発明する。そのためにトヨタグループ全員がもっと勉強し、働いて、もっと良いものを作ることを誓う」と述べた。 顕彰祭は湖西市が毎年、佐吉の命日に開催。影山剛士市長やスズキの鈴木俊宏社長、デンソーの有馬浩二会長、トヨタバッテリーの岡田政道社長ら約60人が出席した。
