信州のソウルフード、発祥の地で「おやき」作りを堪能 昔ながらにいろりで焼く 味・旅・遊
調理方法さまざま
おやきは信州各地に伝わる過程で「焼く」だけでなく「蒸す」「揚げて焼く」「蒸して焼く」「焼いて蒸す」などさまざまな調理方法が生まれた。皮には小麦粉以外に蕎麦粉や米粉を混ぜたり、具材もナスやきのこ、カボチャ、切り干し大根、リンゴなど、さまざまな商品が生まれている。
大西さんは「いろんなおやきがある。ぜひおいしいおやきを見つけて好きになってほしい」という。
小川村は、NPO法人「日本で最も美しい村」連合に加盟し、里山を守り続けている村。村内各所から北アルプス連峰が見える。おやきを食べながら、心休まるふるさとの味を感じた。
(石毛紀行)
小川の庄おやき村(長野県小川村高府6937)上信越道長野インターから国道19号と白馬長野道路(通称オリンピック道路)を経由して車で約40分。長野市から小川村へ入ったら、おやき村への案内板を頼りに山を上っていく。長野駅からタクシーで約40分。おやき作り体験(2個分、1200円、所要時間約40分)は事前予約制。昼のピークタイムを外した時間帯のみで、土日祝日は1日1組(数人)限定。月曜休み(祝日の場合は翌日休み)。【問】026・269・3767。