思いは生活面での支援も受けたチームやコーチへの感謝 地域に支えられる社会人チームからプロ野球へ 西武からドラフト7位指名 古賀輝希選手 徹底した体作りから生まれた「逆方向への強い打球」で掴んだ夢
太もも周りは、なんと、66センチ! ジムに足を運び、180キロのバーベルを担いでのスクワットなど、筋力トレーニングは、週に4回行います。 食事面では、脂が少ない肉や野菜などをバランス良くとるよう心がけ、菓子はほとんど食べず、1年半で体重をおよそ15キロ増やしました。 この努力で入団後2シーズンの打率は4割を超え、ホームランは15本。 4月に行われた西武の3軍との練習試合で、持ち味である逆方向への強い打球がスカウトの目に止まりました。 10月31日に、クラブが行ったのは、地元の小中学生への野球教室。 地域に貢献しようと続けている行事です。 古賀輝希選手: 「子どもたちと野球やるのは楽しいですね。自分たちのプレーを見てもらって、そこから何か学んでもらえたらなと思います」 社会人になっても野球を続けたいという選手を受け入れようと11年前に立ち上がったクラブには、県内外のおよそ40人が在籍しています。 入団の条件は、正社員として働いていることで、野球の技術は問いません。 趣旨に賛同する地元の企業などが支えています。 赤羽大さん: 「協賛してくれる皆様、協力してくれる方々に感謝しながらやっていかなければいけないということで、社会人として最低限のことをやろうということで、みんなで声を掛け合いながらやっています」 チームの目標は、都市対抗野球大会への出場。 2022年には北信越大会の決勝まで勝ち上がり、あと一歩のところまで来ています。 小学生を指導する古賀輝希選手: 「バット、この辺振っているからもうちょっとこの辺。押してみて。そう、力入るでしょ。ここを振る」 小学生: 「うまかった」 小学生: 「すごかった」 チームメイト: 「てる、てる、ちょうだい!おまえさー、てるー!」 チームメイト: 「古賀選手!まだ緊張してる ⁈ ああいう子なんです」 古賀輝希選手: 「みんないじってくれてますね」 赤羽大さん: 「一生懸命努力して、うまくなった選手かなと思います」 「自分の育てた選手がプロ野球界に行くということで、本当にうれしいことで、来年のプロ野球の試合を必ず観たいなと思っています」 古賀輝希選手: 「赤羽さんには千曲川に入った時からずっと指導してもらったりしたので、プロの世界で活躍して恩返ししていきたいです」
クラブへの感謝を胸にプロの世界へ。 若きスラッガーの挑戦が始まります。
信越放送
【関連記事】
- 「こんな国に産んでごめんね…」「こんな腐った世の中を見せずにすんで良かった…」ともに我が子を事故で亡くした母親が残した言葉…親が調べて検察を動かし中3死亡事故は最高裁の判断へ、変わらない交通事故初動捜査の問題点
- 「極刑にしてほしい…」涙で声を震わせ妻の母親が証言「娘の苦しさを味わわせたい…」【現職県議の妻殺害事件】「本当に辛かった…なんでこんなことに、頭が真っ白に」娘を失った母が怒りの訴え
- 「子どもの数が増えて…」人口が増え続ける村…40年で人口が何と1.6倍に!給食センター新たに建設、保育園増改築…それにしてもナゼ増えている…?取材して分かった納得の理由
- 県幹部など招き「マツタケ狩り」過去には国会議員も参加…「ビニール袋に入れて持って帰ってもらった時も…」規格外品はお土産に、30年来にわたって村有林で…今後の実施は見送り
- 「結婚するつもりだよ、幸せにする自信がある…」SNSやり取り公開「結婚を迫られた…」元交際相手が証言「話を聞いてくれないとストーカーになりそうだ…」と一方的に…【現職県議の妻殺害事件】