住宅ローン利用時に「代行手数料」「事務手数料」「仲介手数料」として150万円ほど追加されました。車が1台買えてしまうほどの金額なのですが、手数料を減らす方法はありませんか?
諸費用を節約する方法は?
マイホームの諸費用は大きな負担となりやすく、場合によっては車を1台購入できるレベルになることもあります。マイホームを持つと固定資産税や修繕費用も必要となるため、節約できる支出はできるだけ減らしておきたいところです。 事務手数料や保証料は金利も含めた返済総額による試算を複数の金融機関で行い、有利な融資条件の金融機関を選ぶようにしましょう。また、定率型ならば頭金を多く用意することで節約につながります。 また、最近では、保証料が不要の事務手数料型という住宅ローンもありますが、住宅ローンの保証料が不要でも事務手数料がかかるため、トータルコストで判断する必要があります。 不動産仲介料は、諸費用のなかでも節約が期待できる支出です。例えば、不動産会社などが売り主となっている「売主物件」を選ぶことで仲介手数料を節約することができます。 また、地域密着型の不動産会社は大手と比べて仲介手数料を減額している場合があります。仲介を依頼する不動産会社を厳選したり減額交渉を行ったりすることも効果的です。 代行手数料などの登記に関する諸費用については、登録免許税など軽減税率の適用期間中にマイホームを取得することが効果的です。代行手数料については自身で登記手続きを行うことで節約できますが、時間もかかり、ある程度の専門知識が必要になるなどのデメリットもあります。
まとめ
マイホームの諸費用は高額です。借入額を減らすことも効果的ですが、節約可能な諸費用を見極めてしっかりと節約を進めていくようにしましょう。 執筆者:菊原浩司 FPオフィス Conserve&Investment代表
ファイナンシャルフィールド編集部