上高地線がリングに!? プロレス電車、9月に運行
アルピコ交通上高地線の車内がプロレスの闘技場に!?―上高地線を運行するアルピコ交通(長野県松本市)と、プロレス団体「プロレスリングFREEDOMS(フリーダムズ)」が9月、「プロレス電車」を運行する。県内初のイベントで、社内に新勢力「AWE」を立ち上げ、同線のイメージキャラクター・渕東なぎさが所属選手として参戦する。 プロレス好きの駅員や、乗務員の熱意で開催にこぎつけた。小学生の時からのプロレスファンだという新島々駅長の北村敏晴さんらが昨年、フリーダムズが静岡鉄道(静岡市)で行ったプロレス電車に乗車、団体に上高地線での開催を要請した。 9月29日に開催し、新村駅を出発して上高地線を1往復する。フリーダムズを率いる佐々木貴選手らの参加を予定する。新勢力のAWEは「ALPICO WRESTLING ELECTRICTRAIN」の略だ。「松本最強の証し」としてベルトも用意する。ただ、渕東なぎさがどのように出場するかなどについては「全てが謎に包まれている」(北村さん)という。 17日からアルピコ長野トラベルのウェブページで乗車申し込みを受け付ける。定員は73人、参加費は1万3000円(記念品付き)。北村さんは「路線の可能性を広げたい。なぎさも『デビュー戦を楽しみにしてもらえたらうれしいですっ』と話しているので、多くの人に参加してほしい」とアピールしている。
市民タイムス