ドイツの天才MFと期待された男はカタールの地で《26戦13ゴール》と大暴れ 今も5大リーグで通用するであろう31歳・テクニシャンの選択
カタールでの生活を満喫しているようだ
若い頃よりドイツの天才と期待されてきたテクニシャンは、現在カタールの地で『第2の青春』を過ごしている。 その選手とは、シャルケやヴォルフスブルク、パリ・サンジェルマンなどで活躍した元ドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーだ。 年齢的にはまだ31歳と中堅世代で、本来であれば今もドイツ代表の中心にいてもおかしくない。しかしドラクスラーはキャリアの中で何度も負傷に苦しめられ、思うようにポテンシャルを発揮できなかった。 スター軍団のPSGでは出番確保にも苦しみ、2023年にはPSGを離れてカタールのアル・アハリと契約。現在はサウジアラビアの国内リーグが話題になっていることもあり、ドラクスラーがカタールでプレイしていることを知らない人もいるかもしれない。 仏『Foot Mercato』によれば、ドラクスラーはサッカーの面でもプライベートの面でもカタールでの生活を気に入っているという。今月の7日には、アル・アハリとの契約も2028年まで延長している。 パフォーマンスの面でもきっちりと貢献していて、アル・アハリでは通算26試合に出場して13ゴール11アシストと見事な成績だ。5大リーグで活躍してきたドラクスラーにとって、カタール国内リーグのレベルはイージーなものだろう。 想定より欧州を離れるのが早かったが、ドラクスラーはカタールでの日々を存分に楽しんでいるようだ。
構成/ザ・ワールド編集部