【写真：Getty Images】

　サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は、制限リスト入りした際に今季の年俸の一部を放棄した。その理由について、同選手が自身のSNSを通じて明かしている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　5月29日（日本時間30日）のマイアミ・マーリンズ戦で登板したダルビッシュだったが、左脚付け根の張りのため、後日負傷者リスト入り（IL）した。それだけでなく、7月6日（同7日）には制限リストにも入っている。ダルビッシュは今季、56.1イニングで4勝3敗、防御率3.20、53奪三振、15与四球をマークしており、ナ・リーグ西地区で3位につけるパドレスにとって重要な選手だった。それだけにチームからの信頼も厚く、給料を支払い続ける提案があったという。しかし、ダルビッシュは提案を断り、無給で制限リスト入りする選択をした。 　この件に関して、ダルビッシュは「勘違いして欲しくないのは怪我をしてプレーできないからお金を受け取らなかったのではなく、球場に行って練習をしたり、遠征に帯同することが出来なかったためです。その状況でも制限リストではなく60日ILに入れて給料を払いたいと言ってくださった AJプレラーGMの優しさには本当に感謝しています」と説明している。