福島・卸売市場、初競り 宝船も登場、新年活気よく
福島市公設地方卸売市場で5日、初競りが行われ、市場関係者らの威勢のいいかけ声が場内に響いた。 青果部では、大根やニンジンなどが載った野菜と、リンゴやミカンなどが載った果物の「宝船」計2隻が競りにかけられた。野菜は15万円、果物は20万円で落札された。福島中央青果卸売の池田進二社長は「今年は地震などの災害もなく、平穏に新年を迎えられた。生産者と消費者の懸け橋として販売体制をさらに強化していく」と話した。水産物部では、サバやタラ、スルメイカなどが競りにかけられた。マグロの競りでは重さ85キロの宮城県産本マグロが1キロ当たり4100円で落札された。花き部の初競りは4日に行われた。
福島民友新聞