仙台市内の飲食店で刺身やアジフライなど食べた男女3人がカンピロバクター食中毒 仙台・若林区
12月、仙台市内の飲食店で刺身やアジフライなどを食べた男女3人が発熱や下痢の症状を訴えました。市は、カンピロバクター菌による食中毒と断定しこの店を1月7日から9日まで営業停止処分としました。 3日間の営業停止処分となったのは、若林区新寺の「対馬家」です。仙台市によりますと、12月29日この店の料理を食べた20代の男女3人が発熱や下痢などの症状を訴えました。3人は刺身の盛り合わせやアジフライ、白キクラゲのサラダなどを食べていてそれぞれの便からカンピロバクター菌が検出され、これが原因の食中毒と断定しました。カンピロバクターは鶏肉に付着することが多く、市はこの店で提供された鶏レバーの「鳥のレバニラ炒め」などが原因となった可能性があるとしています。3人のうち1人は入院しましたが、すでに退院したということです。 カンピロバクター食中毒は加熱が不十分な鶏肉料理や食肉などから二次汚染を受けた食品が原因となることが多く、市は、注意を呼びかけています。
東北放送