重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬(全文2)障害者施策はどれもひどい
障害者施策で本当にひどいものがあれば教えてほしい
記者1:木村さんに2点お伺いします。フリーの【オカダ 00:19:23】です。たびたびすいません。1つは、これまでというか、今、行われている障害者の方に対する施策であるとか、行政の中ですぐにでも改めなきゃいけない、これはもう本当にひどいっていうものがあれば挙げていただきたい。ほかに、もしあればですけども、最近とられた施策の中でこれは良かったなっていうようなものがもしあれば伺いたいということが1つです。 もう1つは、公認候補者になるに当たって山本代表とはいろんなお話をされたかと思うんですが、あえて政治の道に出ていこうと決断された決め手になった山本代表のお言葉みたいなことがもしあれば伺えればと思います。以上、2点です。 木村:最初はなんでしたっけ。政策でひどいものですね。どれもひどいんですけど、やっぱり介護保険に障害者施策が統合されていく流れっていうのが、もう年々ひどくなっていまして。やっぱり介護時間を減らされたりとか、特に介護保険事業所さんから派遣されてくるヘルパーさんはなかなか、高齢者の方を対象なので、しかも資格を取るに当たってマニュアルが、高齢者中心のマニュアルの試験内容になってますから、障害者1人1人の障害に合わせた介護っていうのがなかなかできなかったりとかですね。 あと自立生活を、施設から飛び出してきた人たちは命を懸けて出てきて、昔は街頭でびらをまいたり、大学等でびらをまいて介護者を見つけてきたんですけど、そういった苦労をして生活を地域に移しても、介護保険に統合されてしまうと地域で生きれなくなって施設に追いやられてしまうという現状が非常に毎日、不安です。 実際に、さっきも言いましたが、お盆とか暮れには介護者が足りない、人手が足りないとかという理由でショートステイで施設に入れられてしまう人も出てきてますし、そういう意味では、施設が嫌で出てきているのに、そういうところに入れられるっていうのは恐怖を抱いている人がたくさんいると思います。