重度障害者の木村英子氏、れいわ新選組から参院選出馬(全文2)障害者施策はどれもひどい
政治団体「れいわ新選組」の山本太郎代表は6月28日午後、記者会見を開き、参院選の公認予定候補者として重度障害者の木村英子氏を発表した。 【動画】れいわ新選組、蓮池氏・安冨氏に続く参院選の候補予定者を発表(2019年6月28日) ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「れいわ新選組、蓮池氏・安冨氏に続く参院選の候補予定者を発表(2019年6月28日)」に対応しております。 ◇ ◇
国が言ってきたバリアフリーは、バリアの中に閉じ込める施策
山本:何よりも、そういう方じゃなかったとしても、木村英子さんみたいな、理路整然と問題点をしっかりと相手側に突き付けるっていう、例えばそういう才能がなかったとしても、私は当事者は入るべきだと。なぜならば、当事者抜きで当事者のことを決めてるんでしょうってことなんです。 おかしくないですかって。どうしてそんなこと決められるんですかってことなんですよね。じゃあ何よりもまず国会内がバリアフリーであるべきだろうっていうこともあるし、これまで国が言ってきたバリアフリーっていうのはまったくバリアフリーでもなんでもなくて、バリアの中に閉じ込める施策だったんだってことを私は木村さんからも教えていただいたと。 企業側の利害関係者、代弁者は山ほどいるのに。特に与党側なんてそうですよね。けれども、どうして多くの方々が苦しんでる状態の、その側に立つ当事者が1人もいないんだっていう、おかしな話なんですよね。だからこれはみんなで勝ち取っていかなきゃならないってことだと思います。国会がどんな人に対しても敏感に反応できる場所であるべきだと。そのためにはやはり木村さんのお力、私は国会には必要だというふうに思ってます。 選挙区か比例かって話なんですけど、これまでの流れのとおり、まだそれも発表できない状態です。まだ、なんでしょうね。全員そろった上で一番力を出せるのはなんなのかってことを決定していきたいってことです。 演説についてなんですけども、ここはご本人の体調というところもやっぱり考えなければならないと。国会の中もそうだし、国会の外もそうだし、合理的配慮っていうことをみんなで考えていきながら進めていくっていう。まさにこの選挙をやりながら、これはそれぞれの運動、障害者の運動でもあり、それぞれの運動であるっていうことを実践していけるのが、れいわ新選組であったらいいなというふうに思ってます。 ほか、ございますか。じゃあ、ありがとうございます。