失敗知らずのバスクチーズケーキで今日からスウィーツ男子
“週末鮨屋”の料理研究家として知られる野本やすゆきさんが、料理初心者の男性向けに「モテる」「デキる」レシピをご指南! 料理初心者男子でもデキる・モテる簡単レシピ
実は非常に簡単で失敗知らずだった「バスチー」こと、バスクチーズケーキ
スウィーツの世界にもトレンドがあることはみなさまご存じの通り。いま50オーバーの方であれば、80年代後半にやってきたティラミスやナタデココのブームをご記憶だと思いますが、最近だとタピオカやマリトッツォなんかが流行りましたね。 そして、このバスチーこと、バスクチーズケーキもある日突然人気になり、今やすっかりスウィーツの定番となりました。でも、そもそもこのバスチーって、どんなスウィーツなんでしょうか? ベイクド(焼いた)チーズケーキで、表面が黒く焦げてればいいの? バスクと付くからには、スペインのバスク地方が発祥なんでしょうか? 「バスクにはバスチーがないらしいですよ」と野本やすゆきさん。聞けば、食通の聖地として名高いサン・セバスチャンのとあるレストランのレシピが人気となり、世界的に伝播したのだとか。なるほど、バスクに行ってもバスチーが食べられるとは限らないんですね。 「そして、表面が焦げているだけではなく、中がしっとりとしているのがバスチーの特長。一般的なベイクドチーズケーキは失敗すると中がパサパサになることが多いのですが、バスチーは短時間の強火で焼き上げるから、失敗しにくい。分量などもそれほど神経質に計る必要がなく、初心者向け。外は焦げて香ばしくなり、中はとろりとした食感が楽しいケーキですよ」 なるほど、ハードルが高そうに感じるお菓子づくりですが、意外に簡単なのかも? ならば、チャレンジしてみましょう!
「バスクチーズケーキ」を作ってみよう!
材料(直径18センチのケーキ1台分) クリームチーズ 250g 生クリーム 200ml 砂糖 80g 薄力粉 大さじ1 レモン汁 小さじ1と1/2 溶き卵 2個 塩 ふたつまみ