失敗知らずのバスクチーズケーキで今日からスウィーツ男子
材料はごくシンプル。要はこれらの材料をグルグルグルグル……ひたすらにかき混ぜ、容器に入れて焼けば「バスクチーズケーキ」になるのですが、今回ひとつだけ用意していただきたいモノがあります。
それがこちら。いわゆる「ケーキ型」と呼ばれる、ケーキを焼いたり、固めたりするための型なのですが、そのなかでも“底が取れる”タイプをご用意いただきたい! ケーキ型には共底と言われる底が取れないものもあるのですが、それだとケーキがきれいに取り出せず、最後の最後に泣きを見る可能性もあります。これがあるとレアチーズケーキやババロアなどやわらかなスウィーツもキレイに作れますので、今回はここだけ投資してくださいませ。
さて、道具だけ用意していただいたら、あとはもう本当に簡単。まずクリームチーズを室温に戻し、ボウルに入れて、ヘラなどで柔らかくなるまでコネコネします。
次に、砂糖と塩を加えてなめらかになるまでマゼマゼ。溶けたな、と思ったら、卵液を数回に分けて流し入れて、またマゼマゼ。さらにレモン汁と生クリームを加えてマゼマゼ……。
さらに小麦粉を加えるのですが、ここはひと手間加えて、茶こしなどでふるいながらフリフリ。そのまま入れてもいいのですが、ダマになると悲しいので、ここは丁寧に行きましょう。
なめらかなバスチーの生地が出来上がりました。
さあ、このまま型に入れて焼けばバスチーが出来上がる……はずなんですが、今日の野本さんはさらにひと手間加えてこの生地を濾すことにしました。濾すことで、よりなめらかでトロリとした舌触りのバスチーになるのだそうです。
クッキングシートはくしゃくしゃにして水で濡らし、ギュッと絞ってケーキ型に入れてください。これが型へのくっつき防止になります、
実はこの日、野本さんは生地を2回濾しています。お時間ある方はぜひ2回どうぞ。よりなめらかな舌触りのバスチーになりますから。
いよいよ焼いていきましょう。前もって230℃で余熱していたオーブンで、30分ほどしっかり焦げ目がつくまで焼きます。