【中日】9試合連続2得点以下で連敗…借金今季ワーストタイ6「何か変えていかないと」立浪監督
<中日1-5DeNA>◇28日◇バンテリンドーム 中日は3安打1得点で連敗を喫し、借金は今季ワーストタイの6となった。 【写真】マウンド上で大きく呼吸する高橋宏 4番には初めてカリステを据え、3番細川、5番板山のクリーンアップに変更した。それでも得点力不足の解消には至らない。1962年以来の9試合連続2得点以下となり、56年の球団ワーストまであと2に迫る。立浪和義監督(54)は「ここ10試合、平均1点くらいしか取れていない。何か変えていかないとというところで。細川も率が悪いわけではないが3番で積極的に、ということで変えてみた。結果は出なかったが、クリーンアップはしばらくこれで続けていきたい」と声を振り絞った。 開幕4連勝中だった先発・高橋宏も誤算だった。4回、佐野の適時二塁打で先制を許すと5回に追加点を奪われる。先頭宮崎に二塁打を許し、山本のバントを処理した板山の送球を三塁福永がそらして、まず1点(記録は三塁失策)。さらに京田の適時打と桑原の犠飛でこの回3点を失った。 「宏斗は先に点は取られましたが守備で足を引っ張った部分もある。あのミスは大きかった」と指揮官。今季ワーストとなる6回4失点で初黒星を喫した右腕は「自分がするべき仕事ができず悔しいです…」と唇をかんだ。