公式戦5連敗を喫したグアルディオラ監督 [写真]=Getty Images

　マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、トッテナム戦を振り返った。23日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 【ハイライト動画】マンチェスター・シティvsトッテナム 　プレミアリーグ第12節が23日に行われ、マンチェスター・シティはホームでトッテナムと対戦。13分にジェームズ・マディソンに先制点を許すと、その後も20分にマディソン、52分にペドロ・ポロ、90＋3分にブレナン・ジョンソンに追加点を許し、0－4で敗れた。 　この結果、9日のブライトン戦でキャリア初の公式戦4連敗を喫していたグアルディオラ監督にとってはワーストを更新する公式戦5連敗に。また、ホームゲームで4失点を喫して敗れたのも同監督にとってプレミアリーグでは初のこととなった。 　さらに、マンチェスター・シティにとっては本拠地『エティハド・スタジアム』で公式戦52試合ぶりの黒星となったほか、プレミアリーグ歴代5位タイのホーム連続無敗記録も35試合でストップ。そして、データサイト『OPTA』によると、マンチェスター・シティは1956年3月のチェルシー以来、昨年度のトップリーグ王者が公式戦5連敗を喫した初めてのチームにもなったという。 　試合後、グアルディオラ監督は「現時点で私たちの守備面は脆弱になっている。普段通りにとてもいいスタートを切ったけど、得点できず、その後に失点してしまった。その後、さらに失点をしてしまい、今の私たちの感情にとっては難しいものになってしまった」と振り返り、次のように続けた。 「この8年間、私たちはこのような状況を経験したことがない。今はこの状況を生きて、次の試合に勝ってこれを打ち破らなければならない。今は物事をある方向からしか見ていないけど、おそらく数週間以内にそれがわかるだろう」 「もちろん（選手たちは苦しんでいる）。勝てば嬉しいし、勝てなければ心配もする。それが普通のことだ。彼らや私が心配していなかったら、問題になるだろう。私たちはこのような状況に慣れてはいないが、人生はこんなものだ。時にはそれが起きるし、それを受け入れなければならない。それが今の状況であり、私たちは立ち上がってやり遂げなければならない」 「火がつくことは負けている時よりも、勝ち続けている時の方がいいけど、私たちはこれを受け入れている。前を向いてそれを打ち破り、挑戦しなければならない」