災害時に備えたい【防災グッズ】とは?命を守るための「最低限の備え」
災害はいつどこで起こるか分からないからこそ、普段から用意しておきたいのが防災グッズ。非常時でも、これさえあれば安心できる最低限のアイテムについて考えてみました。 〈画像で見る〉準備しておきたい「防災グッズ&コスメ」
教えてくれたのは…NPO法人ママプラグ
冨川万美さん 東日本大震災の母子支援を機に、子連れや家族のための防災を啓発するためにNPO法人ママプラグ設立に携わる。被災体験を元にした「アクティブ防災」を、セミナーやイベントなどを通じて提唱している。
被災したらどんな生活になるのか? 最低2~3日間は避難生活ができる準備を
「被災した場合、近くの避難所で過ごすことを想定しがちですが、自宅で過ごす場合もあれば、親類や友人宅で過ごすことも。ライフラインが復旧するまでほかの地域に移動するなど、選択肢はさまざまだということを念頭に。どんな場所に身を寄せることになるのかで、生活も変わってきます。避難生活の期間としては、安否確認が取れるまでの2~3日ほどをひとまずの目安にして、身を寄せる場所はどこなのかを想定しておきましょう」(冨川さん)
【命を守るための最低限の備え(最低3日間分)】
「持ち出し用の防災グッズは、ライフラインが止まる規模の災害を想定して一週間分の備蓄が目安になっています。とはいえ一週間分ともなれば、かなりのボリュームになるのでハードルが高く難しい場合もありますよね。ひとまずは最低3日間分を想定して、自宅でも避難所でもしのげるような備えをしておきましょう。また、災害時は情報がカギに。スマートフォンを充電するためのモバイルバッテリーは必須です」(冨川さん) 撮影/日下部真紀 取材・文/丸岡彩子 Edited by 髙橋 ミチル
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