【独占取材】『キン肉マン』の超人強度の生みの親である伝説の担当編集も登場! 「キン肉マンの日」スペシャルトークショー開催!!
ミノワマンは嶋田先生とのとっておきのエピソードが! ミノワマン 僕は、キン肉マンが大好きでプロレスラーになったんですけど、ある日、嶋田先生から会いたいって連絡があったんです。その時はパンクラスの横浜道場にいたんですけど、先生を待っていたら、キン肉マンが僕を肩車した絵を描いて持ってきてくれたんです。それが僕には『おかえり、テリーマン』のような状況に見えちゃって。 と話し、当時の画を披露。持ってきたことは内緒にしていたそうで、会場はもちろん嶋田先生も大喜びの一幕となった。 さらに、嶋田先生の膨大なアイデアの源泉について。 嶋田 絶えず考えているということはないんですけど、たまたまつけたテレビで面白いことをやっていたり、たまたま広げた本に載っていたりとかもあります。ただ、技に関しては、自分でもジムに習いに行ったりして、それは怠らなかったですね。 ミノワマン 最近では、キン肉バスターだったり、パロ・スペシャルだったり、先生の考えた技をプロレスラーが実際にやる時代になっちゃいましたね。これはすごいことですよ! イベントの最後には会場から集まったファンからの質疑応答。「もっとキューブマンが見たい!」「映画化の予定は?」といった要望から、ゆでたまご先生がこだわっている手描き原稿についての質問や、「もし超人と結婚することになったら誰?」 といった面白い質問など、ファンの挙手が止まらない。 そしてラストの質問が、ファンなら一度は夢見たかもしれない「いつかキン肉マンとキン肉マン ソルジャーのリアルマッスルブラザーズは登場しますか?」というもの。これを聞いた嶋田先生は「やってなかったですね。そういえば......」と、関心した様子。
最後に嶋田先生からファンに向けての挨拶。 「今回、館長と松井さんのお話を聞いて、昔を思い出しました。改めて色んな人にお世話になってここまで来れたんだなって。これからは皆さんに恩返しをしたいですね。映画の話もそうですけど、皆さんに喜んでもらえるものを、絶対に作っていきますので、見守っていてください!」 トークショー終了後にも、嶋田先生に話を聞いた。 「沼津のキン肉マンミュージアムは4月にオープンして、最初は大丈夫かなって心配もあったんですよ。でも、すごく人気があるみたいで、まだまだ頑張れるし、僕もここを盛り上げていきたいですね。今回のイベントも定員をはるかに上回る応募があったみたいで、うれしかったです。 何より集まってくれたお客さんの熱量がすごかったですよ! 質疑応答とか数人かと思ったら、あんなにたくさん手をあげてくれてね。ちっちゃい子供もいて、それこそアニメ効果だと思うんです。子供が興味を持っているのはキューブマンだったり、ミスターカーメンだったり、見た目が大事っていうのは昔も今も変わらないですね。 あと、リアルマッスルブラザーズの質問、よく考えてたらやってなかったなと。今日、お客さんからたくさんのアイデアをもらったので、これでまた新しい展開ができるといいですね」 「キン肉マンミュージアムin沼津」場所:〒410-0801 静岡県沼津市大手町5‐2‐15 1F/2F営業時間:10:00~18:00(2階ミュージアムスペースへの最終入場17:00)定休日:毎週水曜日入場料:1000円(大人、大学生)、900円(シニア)、700円(高校生、中学生)、500円(4歳以下)*すべて税込*施設内チケットカウンターにて購入公式X:@kin29man_museum公式Facebook: 取材・文・撮影/関根弘康