亡き先輩に誓った“覚悟の移籍”…男子バレー高橋健太郎「優勝してまた報告しに行く」愛する家族とも離れて単身赴任「毎日テレビ電話で泣いてる」
「娘の話を始めると、泣いちゃうんで(笑)」
単身赴任。離れて暮らす家族とは毎日テレビ電話で話す。しばしの別れとわかっていても切るのが寂しくて、我慢して、我慢して最後に泣く長女の姿を見るたび「こっちもいつも泣いている」と少し目を潤ませながら笑う。 「子どもたちも『バレーやりたい』って、休みの日に体育館で一緒にやったりするんです。褒めると喜んで、そういう姿を見ていると本当に頑張らないと、って思いますよね。すいません、娘の話を始めると、泣いちゃうんで(笑)」 “頑張る”要素はいくつもある。 プロ選手、そして父親の覚悟を結果で示す。パリ五輪が教えてくれた“新たな夢”の実現に向け、ただただ邁進する日々だ。 〈全3回・完/山内晶大、小野寺太志編から続く〉
(「バレーボールPRESS」田中夕子 = 文)
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