【侍ジャパン】侍初先発・戸郷翔征は4回5安打2失点で降板 序盤苦しむも佐藤に同点打 栗原に勝ち越し打 オープニングR全勝へ
■ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 日本ードミニカ共和国(18日・台湾・天母スタジアム) オープニングラウンド最終戦となったドミニカ共和国戦。先発・戸郷翔征(24、巨人)は4回5安打2失点でマウンドを降りた。 戸郷は今季レギュラーシーズン26試合に登板し12勝を挙げ防御率1.95をマーク。自己最多となる156奪三振を記録し最多奪三振のタイトルを獲得した。前回登板となった10日のチェコ戦(強化試合)では2回を2安打無失点に抑えている。 試合は1回表、押し出し四球で先制するもその裏、先頭のJ.デバース(24)に二安打で出塁を許すとプロ入り後自身初のボークで無死二塁とピンチを招いた。続く2番・元日本ハムのA.ハンソン(32)に投じた2球目、フォークを捉えられ打球はライトへの適時二塁打に。すぐさま同点に追いつかれた。 1ー1の同点で2回裏、戸郷は6番・A.コルデロ(27)に中二塁打を放たれるなど2死二塁に。再びピンチを背負うと9番・M.デレオン(27)にカウント2ー2からの6球目のフォークをライトへ運ばれ勝ち越しを許した。 しかし1点ビハインドとなった侍ジャパンは3回表、2死満塁から8番・佐藤都志也(26、ロッテ)がレフトへ同点打を放ち試合を振り出しに戻した。 戸郷の3イニング目、先頭の2番・ハンソンに右二塁打を浴びるも3番・A.アルカンタラ(33)から空振り三振を奪うなど後続を抑えこの回を無失点に。続く4回裏は6番・A.コルデロ(27)から始まる打線を三者凡退に抑えた。 すると5回表、3番・佐野、4番・森下翔太(24、阪神)が四球で出塁すると5番・栗原陵矢(28、ソフトバンク)にセンターへの適時打が飛び出し勝ち越しに成功。さらに6番・坂倉将吾(26、広島)も適時打、7番・紅林弘太郎(22)の併殺打の間に得点を重ねリードを広げた。 戸郷は63球を投げ抜き3点リードで5回から2番手・井上温大(23、巨人)に繋いだ。