<森林と生物多様性の保全訴える>高校生が”ラップ”のミュージックビデオ制作(宮城・南三陸町)
ミヤギテレビ
宮城・南三陸町の高校生が、森林と生物多様性の保全を訴えるラップのミュージックビデオを制作した。 制作したミュージックビデオ) 人間中心な世の中で止まらない違法伐採 分かち合うための宝庫残していく方法 繋いできた時代ここでは終わらせない ミュージックビデオを制作したのは、南三陸高校3年の女子生徒4人で、このうち2人が23日行われた完成披露試写会に出席し、自分たちで考えた歌詞に込めた思いを説明した。 南三陸町は、持続可能な森林管理が行われているとし、て町の森林の約2割が「FSC」という国際認証を受けている。 女子生徒4人は、「南三陸FSC親善大使」に任命され、町の林業や世界の環境問題を学び、森林の魅力を伝えようと生物多様性の保全を訴えている。 ミュージックビデオの冒頭に現れる1匹の蝶が、エンディングでは何匹にも増えて飛んでいく姿には、「1人1人の小さな行動が、問題解決に向かう大きな力になる」というメッセージが込められている。 南三陸高校3年・阿部愛弓さん 「自分たちの身近な問題として、ミュージックビデオを通して知ってほしい」 南三陸高校3年・猪又愛香さん 「1人1人が少しでも森林の保全につながるような行動をしていただけたら、嬉しいです」 このミュージックビデオは、南三陸高校の動画サイトで公開されている。