築44年団地3人暮らしのメリット・デメリット。内見して即決、3年住んで感じた大変さ
住み替えや移住で増えている、団地暮らしという選択。築年数が古く、不便なイメージがありますが、じつは工夫次第で快適に過ごせるメリットがたくさんあります。39歳の夫と4歳の息子と暮らすなかさん(38歳)は、元々は団地暮らしを考えていなかったところ、内見をして即決! 築44年の団地に3年暮らしてみて分かった、メリットとデメリットをレポートしてくれました。 【写真】結露ふきに使用しているクロス
団地は築古のわりにはきれいで思ったより静かな場所だった
私たち夫婦はもともと2DKマンションに住んでいたのですが、息子が産まれたのをきっかけに、子育て世帯が住みやすい環境を求めて引っ越すことに。 当初は「今より広い賃貸マンションに引っ越そう」と考えていて、団地という選択肢は全くありませんでした。 家探しをはじめて5か月、マンションをいくつか内見したのですが、なかなか「これだ」という部屋が見つからずに苦労していました。マンションの周りは交通量が多く、子連れには不安を感じることが多かったのです。 そんなとき、何気なく見ていたテレビから流れてきたのが、UR団地のCMでした。UR団地は入居の際、礼金・仲介手数料がかからず初期費用が浮くのと、お部屋の更新料もナシ! というのに惹かれ、それきっかけに団地に興味を持ち始め、内見してみることに。 実際に見てみると、「築古のわりには思ったよりきれい」「集合住宅の割にはすごく静かな場所」と感じました。 さらに、近隣マンションと比較すると、同じ家賃でも団地の方が間取りが広かったのです。広さが最終的な決め手となり、夫婦ともに即決でした。
団地暮らしのメリット4つ
実際に住んでみて感じた、団地暮らしのいいところを4つ紹介します。
●日当たり良好
内見した時にもまず感じたのが、日当たりがいいこと! 午前中も明るいのはもちろんのこと、西日までしっかり部屋に入ってくるので、夏は18時をすぎても部屋の照明を着けずに過ごすこともあるくらいです
●整備された広い敷地内
UR団地は敷地内を清掃員さんが整備してくれているので、いつでもきれいなんです! 敷地内は緑が豊かで、金木犀やあじさいなど季節感じる植物もあり、まるで公園の中に住んでるかの気分です。 以前、一日出かけた帰り際に「まだ帰りたくない」とグズる息子に「もうちょっと散歩しようか?」と言って団地内を一周歩いたら満足して帰ってくれたという事があります。 ある意味自分の庭を歩いてるような感覚なので、私もストレスなく遊びたい盛りの息子の相手ができて、団地に来てよかったと思える瞬間です。