パイレーツのドミンゴ・ヘルマンがDFAに 昨季ヤ軍で完全試合 前日は継投ノーノー今永と投げ合い
パイレーツは5日（日本時間6日）、ドミンゴ・ヘルマン投手（32）をDFA（出場選手登録の前提となる40人枠から外す措置）にしたと発表した。 ヘルマンは前日4日（同5日）のカブス戦に先発も3回9安打7失点でKOされた。一方、投げ合った相手先発・今永は7回まで無安打無失点と好投し、カブスが継投でのノーヒットノーランを達成した。 ドミニカ共和国出身のヘルマンは、ヤンキースに所属していた昨年6月、アスレチックス戦で史上24人目の完全試合を達成。ヤ軍では99年7月のデービッド・コーン以来24年ぶり4人目の快挙で、100球未満での完封「マダックス」での偉業となった。 ただ、19年に18勝しながら、9月に家庭内暴力で81試合の出場停止処分を科され、20年シーズンを棒に振るなど私生活で度々トラブルを起こし、20年7月にはSNSで引退を示唆したこともある。昨年も8月に泥酔状態でクラブハウスで大暴れ。その後、アルコール依存症の治療のため制限リスト入りし、シーズンが終わり、FAとなった。 今季はパイレーツとマイナー契約を結び、8月にメジャー昇格。ここまで7試合に登板（先発は2試合）し、0勝1敗、防御率7・84。
