関電・八木会長と岩根社長が辞任会見(全文6完)経営への影響は大変大きい
辞任による経営への影響は?
記者:辞任という事態になりました。このことの経営への影響についてどのようにお考えか、お願いします。 岩根:これは経営への影響は大変大きいと思ってますが、ある意味、次の世代が次の関西電力を背負って頑張っていただきたいというふうな形で、若くて有能な人材を登用したつもりでございます。 記者:ありがとうございます。また、先ほど原発をめぐり底深い問題があると指摘されました。今回、第三者委員会の調査結果は、今後の御社の原発施策、また再稼働方針になんらかの影響を与えうるものなんでしょうか。 岩根:先ほど申し上げたのは、森山氏との関係が相当前からあるという意味で、かなり深いものがあると申し上げたことでございます。 記者:森山さんとのご関係というのは、原発そのものが生み出した構造的なものに理由があるとはお考えではないんでしょうか。 岩根:その構造的理由も含めて、第三者委員会で、これはやっぱり調査をされるものというふうに考えてございます。 司会:よろしいですか。 記者:もう1点。中間貯蔵施設についてなんですけれども、先日の会見でも2020年をめどというのは変わらないというご見解を示されましたけれども、このような形で両トップを含め多くの方が辞められて、かなり厳しくなっているのではないかと思います。本日、福井県の杉本知事も、難しくなってるというようなことを記者会見でおっしゃってますけれども、ご見解をお願いします。 岩根:これは福井県殿に2020年を目途に計画地点を公表すると申し上げてるお約束はまだ生きてると思ってございまして、会社を挙げて全力で、そのお約束を守るべく頑張ってまいりたいというふうに思ってございます。ちょっとまだ、これについて、どのぐらい影響が出るというのは、ちょっと現時点では申せませんが、やはりお約束してございますのでしっかり頑張ってまいりたいというふうに考えてございます。 司会:よろしいですか。 記者:はい。 司会:ありがとうございます。あとお1人ですか。