えっ!? ランニング後に体重が増えている

ランニング番組のはずなのに、走るよりも食べてばかり!? 予算がないので、まさかの1日8本撮り!? 【写真】ほとんど走っていない上に企画はブレブレ『ブラマヨ小杉の「走れ！こすっちょ」』でディレクターがやらかしたこと BSよしもとで放映中の、ブラックマヨネーズ小杉竜一さん冠番組『ブラマヨ小杉の「走れ！こすっちょ」』。ゆる～く走ってゆる～く痩せることを目指す街ぶらバラエティなのですが…ほとんど走っていない上に企画はブレブレ。でも、本人が不思議がるほど大人気なんです！ “こすっちょ”こと小杉さんをはじめ、初代マネージャー・やなっちょ、ディレクター・あらっちょなど、体型が気になるスタッフたちと繰り広げる「ゆるすぎランニング番組」の裏側とは？　小杉さんが赤裸々に明かした舞台裏は爆笑必至です！ ※本記事は小杉竜一著の書籍『ゆる～く走って ゆる～く痩せる！ ブラマヨ小杉の走れ！こすっちょ』から一部抜粋・編集しました。 ■えっ!? ランニング後に体重が増えている 仕切り直しのようにアスリートゲストが登場！ひとりは吉本興業初の“マラソン芸人” 宇野けんたろうで、もうひとりは箱根駅伝を走った経験もあるプロトレーナーの富岡悠平さんでした。はたして、ついていけるのか！？ ■Kosuccho Diary 事件が起きた回（2022年3月28日放送）ですね。ランニング番組らしく富岡さんにランニングフォームを指導してもらって走ったあと、あらためて体重測定をしてみると……。撮影開始前に比べて200グラム増えていたんです！ 「オレって息を吸うだけでも太るタイプなの!?」とビックリしました。ただ、そうはいっても体重計を置く場所は砂利の上だったりフニャフニャの場所だったりまちまちで、数字は安定しません。正直いえば200グラムくらいは誤差の範囲になるんだろうと思います。 この頃、番組の最初と最後に400キロメンバー4人の体重を測っていましたが、8本撮りなら同じ日に16回測定していることになるわけです。誤差測定のために30分番組のなかで少なからぬ時間を費やすのはムダだろうってことで、そのうち体重測定はなくなりました。そりゃそうやろ！ ゲストの富岡さんはいい人で、ランニングフォームを直してもらえたのもありがたかった。宇野けんたろうはどうだったかといえば……。ボクが大阪マラソンで記録した自慢のタイム5時間40分を「それだったら出ないほうがいいです！」と返してきました。塩対応にもほどがあります。彼はすごいアスリートで、宮川大助・花子師匠にかわいがられている好青年なんですよ。師匠たちのファミリー愛はものすごく深いものなんですが……、宇野けんたろうの愛は、なぜだか少しイタイものでした（笑）。 著者／小杉 竜一 （こすぎ りゅういち） 1973年、京都府生まれ。お笑い芸人、ランナー。1997年、吉田敬とお笑いコンビ「ブラックマヨネーズ」を結成。2005年にM-1グランプリで優勝。TBS系『モニタリング』、フジテレビ系『ぽかぽか』にレギュラー出演している。2019年には大阪マラソンを完走。『ブラマヨ小杉の「走れ!こすっちょ」』はBSよしもとの看板番組となり、各地域でも放送中。なぜか番組開始当初より体重は増えている。 著＝小杉竜一／『ゆる～く走って ゆる～く痩せる！ ブラマヨ小杉の走れ！こすっちょ』