阪神・森下翔太、来春「3・16」の虎VSドジャース発表で「やっぱり『大谷翔平』を見てみたい」と心躍らせる 「メジャーは目指すべき場所」と世界最高峰への思いも
着実に成長してきた、自負がある。「自分の知識がついてきて、もっと詳しいところまで見てみたいというのはありますね」と語り、2年前とは違う「大谷翔平」を感じたい願望がある。「メジャーは目指すべき場所でもある。早めに(メジャー相手に試合が)できるというのはいい経験になると思う」。心に秘めてきた世界最高峰への思い。そんな夢舞台までの距離も知ることができる。2026年3月には第6回のWBCも開催される。連覇を目指す日本の中心は、間違いなく大谷だ。森下も、その隣に立つ未来を思い描く。
「ドジャースとやるということだけで注目度は高い。そこで何か光るものがあれば、目に留まってくれれば(WBC代表入りも)可能性がある。貴重なチャンスなので、無駄にはしないようにしたい」
リーグ優勝&日本一、そして世界一へ。森下翔太のプロ3年目の〝SHO-TIME〟は「3・16」からスタートする。(原田遼太郎)
★過去の「阪神-MLBチーム」あらかると
★2004年3月 ヤンキースと対戦。1番にジーター、2番に松井秀喜、3番にA・ロッドとそうそうたるメンバーが名を連ねたが阪神も今岡誠、赤星憲広、金本知憲、矢野燿大ら2003年のV戦士で対抗。11-7の乱打戦で阪神が勝利した。デビルレイズ戦は7-7で引き分け。岡田彰布監督(現オーナー付顧問)が指揮を執った。
★2008年3月 レッドソックスと対戦。5-6で敗戦も九回は藤川球児(現監督)が登板し、1回無安打無失点、2奪三振の好投をみせた。アスレチックス戦は2-10で敗れた。
★2012年3月 アスレチックスと対戦し、4番の新井貴浩(現広島監督)が3安打3打点と活躍。12-6で快勝した。イチロー擁するマリナーズとの一戦は、先発の岩田稔が5回無失点の好投。5-1で勝利した。