阪神・森下翔太、来春「3・16」の虎VSドジャース発表で「やっぱり『大谷翔平』を見てみたい」と心躍らせる 「メジャーは目指すべき場所」と世界最高峰への思いも
米大リーグで大谷翔平投手(30)と山本由伸投手(26)が所属するドジャースが来年3月18、19日に東京で行うカブスとの開幕シリーズを前に、巨人、阪神とプレシーズンゲームを行うことが27日、大リーグ機構などの主催者から発表された。同日、取材に応じた阪神・森下翔太外野手(24)も、ドジャースと対戦する3月16日(東京ドーム)の大谷と対面を心待ちにした。侍ジャパンでも結果を残した虎のショータが「SHO-TIME」の胸を借りる! スター軍団がやってきても、目に焼き付けたいのは背番号「17」だけだ。どんな打球を飛ばすのか。今の自分とどう違うのか-。大谷と再び出会う大注目の一戦に、森下が心を躍らせた。 「楽しみですね。やっぱり『大谷翔平』を見てみたいです。他の選手はあんまり(知らないので)」 6学年も上の大選手だが、思わずファンのように「大谷翔平」と呼び捨てしてしまった。それほど楽しみなゲームがついに発表された。2025年3月18、19日にドジャース-カブスが東京でMLB開幕戦を戦う。そこへ向けたプレシーズンゲームで、今年10月にワールドシリーズを制して世界一に輝いたドジャースは3月16日に阪神と対戦する。山本由伸も、フリーマンやベッツだっている。同15日にはカブスとも対戦し、鈴木誠也、今永昇太だってやってくるが、森下はどこまでも大谷に〝一途〟だった。 初めて近くで見つめたのは昨年3月。阪神が、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う日本代表と強化試合を行ったときだった。試合前、京セラドームに君臨した大谷の打撃練習を、森下もベンチから見つめた。「あのときは自分の知識があまりなかったので『すごい選手』としか見られなかった」。まだプロの世界に飛び込んだばかりで、すごいという以外の表現が見当たらず。「別格ですね。飛距離も。全部じゃないですか」と舌を巻くしかなかった。〝あこがれるのをやめましょう〟というのは、無理な話だった。 しかし、今は違う。1年目からリーグ優勝、日本一に貢献し、先日まで開催されていた「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」では全試合で侍ジャパンの4番を任された。準優勝に唇をかんだが打率・357、1本塁打、9打点の成績で大会ベストナインに輝いた。