テニス=WTAファイナル、ガウフがサバレンカに勝利 鄭との決勝へ
[リヤド 8日 ロイター] - 女子テニスのツアー今季最終戦、WTAファイナルは8日、サウジアラビアのリヤドで準決勝を行い、第3シードのコリ・ガウフ(米国)が年間世界ランキング1位のアリーナ・サバレンカ(ベラルーシ出身)を下し、決勝に進んだ。 ここまで4勝4敗と五分の戦績だった両者の対決は序盤からブレークし合う拮抗した展開となり、タイブレークまでもつれ込んで、ガウフが7─6で第1セットを取った。第2セットはガウフが4─1とリードし、その後はブレーク合戦と火花を散らしたものの、6─3でガウフが制してストレート勝ちした。 サバレンカの大会初優勝を阻んだガウフは「自分のプレーに満足している。彼女が世界1位であるのには理由がある」とコメント。自身初の決勝に向けては「正直、緊張はあまりしていない。最終戦は私にとってボーナスのようなもので、ここにいること自体が今季の成果の報酬だと思っている」と語った。 もう1試合では、第7シードで大会初出場の鄭欽文(中国)がバルボラ・クレイチコバ(チェコ)を6─3、7─5で撃破。「特別な気分。初めて出て、決勝まで来た。彼女(クレイチコバ)は本当に素晴らしい選手。いい試合だった」と心境を口にした。