自民党総裁選の地方票の配分、見直しの必要に言及 森山裕幹事長
自民党の森山裕幹事長は8日、党総裁選の決選投票における地方票の配分について、記者団に対し「都道府県1票で(計)47票というのはちょっといかがなものか」と見直す必要があるとの考えを示した。地方票を増やすことも含め、3月の党大会に向けて検討するという。 総裁選は、国会議員票と党員・党友が投じる地方票の合計で行われる。9月の総裁選の決選投票では、国会議員票368票に対し、地方票47票だった。この日、党本部であった全国幹事長会議で地方票の配分の見直しを求める意見が出た。 森山氏は、昨日に石破茂首相とも同じテーマで議論になり、「各県の党員の数を考えながら対応していくことが正しいのではないか」などと意見交換したことも明かした。(鈴木春香)
朝日新聞社