レバンドフスキがバイエルンのファンから愛されない理由
雇い入れた新たな代理人はネイマールを動かした辣腕。
CL優勝という夢を叶えるために、バイエルンからの移籍を希望するレバンドフスキ。辣腕の代理人ザハビと契約を結んだのはR・マドリー行きを見据えてのことだろう。(C)Getty Images
戦力的には不可欠でも、バイエルンのファンから強く愛されているわけではない。その理由はどこにあるのか。今夏のレバンドフスキは退団を模索しているようだ。推定されるその動機もまた、ファンとの距離を広げるか。(文:ルドガー・シュルツェ・訳:安藤正純 2018年7月5日発売ワールドサッカーダイジェスト『ザ・ジャーナリスティック ドイツ』を転載) ―――◆―――◆――― ピニの愛称で知られるピンハス・ザハビは、世界を股に掛ける辣腕の代理人である。イスラエル出身の74歳は背中を少し曲げた格好で歩くうえ、夏でもないのに好んでサングラスをかけているので、どこに行っても目立っている。だが、こっそりとディール(商談)をまとめる賢さでは群を抜き、数多くの実績を残してきた。 ネイマールを2億2200万ユーロ(約288億6000万円)で、バルセロナからパリ・サンジェルマンへ移籍させただけでは
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