NYタイムズ紙が山口市を「2024年に行くべき52カ所」に選出! 価格が高騰する前に知っておきたい山口の中古マンション事情
山口市以外の見どころは?
山口県には、「おいでませ、やまぐち」として、山口市以外にも訪れてみたい場所が少なくない。それも、ニューヨーク・タイムズ紙が「2024年に行きたい52カ所」の3位に取り上げた理由のひとつになっているのではないだろうか。 2015年には、萩市の産業遺産群が世界遺産登録されたが、2000年に開通した角島大橋は、コバルトブルーの海の上につながる全長1780mの橋で通行料金なしの離島架橋としては日本屈指の長さを誇っており、映画やコマーシャルのロケ地として人気がある。 橋は橋でも、岩国市の錦帯橋は木造5連のアーチ橋。東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と並んで、日本の三名橋のひとつとされている。 美祢市の中・東部に広がるのが秋吉台。日本最大のカルスト台地で、国の天然記念物に指定されている。その地下には巨大鍾乳洞の秋芳洞がある。 下関市には、フグの市場として知られる唐戸市場があり、早朝には実際のセリを見学できるし、フグ料理の名店も多い。日清戦争の講和条約締結の場所となった春帆楼はなかでもよく知られている。 周南市の沿岸部には全国でも有数の石油化学コンビナートが形成されていて、幻想的な工場夜景を船上から楽しめるクルーズツアーが人気。日本夜景遺産に認定されており、若い世代に、映える景色として人気を集めている。
見どころが豊富な山口県は移住先としても魅力的
こうしてみてくると、山口県にはさまざまな文化・歴史があり、1日、2日ではとても回りきれない。山口市に拠点を持って、じっくりと回ってみるのもいいだろうし、移住先としても魅力があるのではないだろうか。 先にもみたように、山口市のマンションはまだまだリーズナブルな価格帯で手に入れることができるので、観光がてら物件を見て回るのもいいのではないだろうか。
山下和之