「20%オフ」と「20%ポイント還元」なら、お得なのはどっち? ポイントが貯まるほうが“得”した気分になるのですが、実際メリットが大きいのはどちらなのでしょうか?
ポイント還元のほうがメリットある場合も
もちろん、ポイント還元にもメリットがあります。通常、1ポイントは1円として使われることが多いですが、特定のキャンペーンやサービスでは、ポイントを1円以上の価値で使えることがあるからです。 例えば、ウエルシアで毎月20日に行われる「お客様感謝デー」では、WAONポイントを1ポイント1.5円相当として使えます。また、dポイントやPontaポイントは、ローソンのお試し引換券に換えれば、1ポイントを実質約2円として使えてお得です。 したがって、ポイント還元で割引による節約以上の効果を得られる場合は、あえてポイント還元を狙っても良いでしょう。
基本的には割引を優先! ポイントは上手に使おう
割引とポイント還元を比べたとき、金額や率が同じならば、基本的には割引を選ぶほうが支払う現金が少なくなるためお得です。失効のリスクやポイントには利息がつかないことを考慮すると、割引のほうが堅実な選択といえます。 しかし、ポイント還元も使い方次第ではお得です。1ポイント1円超で利用できるケースもあり、計画的に使うことで、最大限の効果が得られます。 日常の買い物では割引を優先しつつ、ポイントのお得な活用法を知っている場合や期限内に無駄なく使える見込みがある場合は、ポイント還元を選ぶと良いでしょう。 執筆者:浜崎遥翔 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部