ホステスプロ古江彩佳が大会4勝目に挑む 馬場咲希が国内ツアーにプロデビュー
◇国内女子◇富士通レディース 事前情報◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉)◇6697yd(パー72) 【画像】当時19歳。ツアー史上7人目のアマチュア優勝を達成した古江彩佳 今季ツアー全37試合の31試合目が11日(金)に開幕。賞金総額1億円の3日間競技に96人が出場する。昨年は、第2ラウンドに「63」をマークして通算12アンダーで首位に立っていた櫻井心那が、最終日の降雨中止で36ホールに短縮された大会を制し、宮里藍、畑岡奈紗に続く「10代4勝」を達成した。 今年も見どころの多い一戦となる。米ツアーから帰国中の富士通所属・古江彩佳が参戦。初出場でアマチュア優勝を飾った2019年から昨年まで出場5回で3勝、2位1回という圧倒的に相性のいいコースで大会4勝目を狙う。米ツアー参戦1年目の吉田優利も7年連続7度目の出場になる。 ルーキーイヤーの今季を米下部エプソンツアーで戦ってきた馬場咲希が前週の同ツアー最終戦を終えて、国内ツアーにプロとして初めて臨む。来季米レギュラーツアー参戦に向けて最終予選会(12月5~9日/アラバマ州・マグノリアグローブGC)に挑む19歳のプレーに注目が集まる。 国内勢は米ツアー最終予選会にエントリーした竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛・千怜の4人が出場。竹田はメルセデスランキングで、後続に4日間大会1勝(300pt)+国内メジャー1勝(400pt)でも届かない704.15pt差をつけて1位を独走中。ツアー史上3人目の「年間8勝」に挑む。ポイントレース2位の山下美夢有は前週「スタンレーレディス」第1ラウンド途中に発熱で棄権。2位7度を経ての今季初優勝をつかみたい。 また、前週ツアー初優勝を飾った佐藤心結、前週2位の尾関彩美悠と河本結、ツアー初優勝を狙う佐久間朱莉ら注目の若手も多数顔を揃えた。 初日の組み合わせが発表され、古江は岩井明、小祝さくらと同組。馬場は吉田、竹田とともにプレーする。 <主な出場選手> 竹田麗央、山下美夢有、岩井明愛、小祝さくら、岩井千怜、河本結、佐久間朱莉、桑木志帆、古江彩佳、川崎春花、高橋彩華、鈴木愛、天本ハルカ、藤田さいき、尾関彩美悠、安田祐香、申ジエ、吉本ひかる、青木瀬令奈、吉田優利、馬場咲希