文化観光で新たに4件を大臣認定、岩手県・平泉文化遺産センターや、沖縄県・沖縄空手会館など、合計57件に
観光庁と文化庁によると、「文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光の推進に関する法律」(文化観光推進法)に基づき、新たに拠点計画3件、地域計画1件が大臣認定された。この4件は、2024年8月で再審査となっていたもの。これにより、文化観光推進法の認定計画は拠点計画39件、地域計画18件となった。 これは、文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光を推進するため、文化観光推進法に基づいて拠点計画・地域計画を主務大臣(文部科学大臣と国土交通大臣)が認定するもの。認定後は、それぞれの計画・事業に対して特別の措置が講じられる。 拠点計画は、文化施設の設置者が文化観光を推進する事業者と共同して文化観光拠点施設としての機能を強化する。また、地域計画は、市町村または都道府県が組織する協議会において、文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光を総合的かつ一体的に推進する。 今回認定されたのは、地域計画として、岩手県一関市、奥州市、平泉町の「中尊寺、毛越寺、平泉世界遺産ガイダンスセンター、平泉文化遺産センター、骨寺村荘園交流館、一関市博物館」。 拠点計画は、宮城県石巻市の「宮城県慶長使節船ミュージアム(サン・ファン館)」、兵庫県たつの市の「旧カネヰ醤油工場(醸ス場かねゐ)」、沖縄県豊見城市の「沖縄空手会館(展示施設)」。
トラベルボイス編集部