【RIZIN】三浦孝太にKO勝ちの冨澤大智、勝利の陰に数々のファイターを指導している現代の名伯楽の存在あり。今後は「MMAでこれから頑張りたい」
2024年12月31日(火)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN DECADE』の昼の部『雷神番外地』にて、RIZIN MMA特別ルールで三浦孝太(BRAVE)に1R1分53秒、KO勝ちしたBreakingDownの冨澤大智(フリー)が自身のYouTubeチャンネルにて試合後の心境を話した。 【写真】上田貴央代表が自身のInstagramに公開した冨澤勝利後の1枚 「俺、この2年間ぐらいずっと1人で練習しとったやん。1人ではないんだけどトレーナーとかがいるわけじゃないというか。毎日練習を見てくれる人がいる環境で練習をしてなかったから。だから全部練習の内容とか準備とかも全部自分で1人でやってたんだけど、それを今回MMAっていうことでFIGHTER'S FLOWの上田さんに頼らせてもらって。自分を凄く信用してくれる、俺も凄く上田さんを信用して今回のMMAデビュー戦に臨めたから、そこがやっぱすごく良かったな。やっぱりトレーナーって本当大切だなって改めて思った」と、勝利の陰にFIGHTER'S FLOWの上田貴央代表がいたと話す。 上田代表は同ジム所属の渡辺華奈を始め、久保優太、神龍誠、元谷友貴、梅野源治など多くのファイターが頼って教えを受けている現代の名伯楽。 「FIGHTER'S FLOWはね、実はヒロヤに紹介してもらったんですよ。(それで)通うようになって。俺って結構物事を計画的というか細かく捉えるやん。だから上田さんが格闘技を説明してくれるのよね。教科書みたいに教えてくれる。これはこうだよとかここはこうした方がいいんだよって。精神論とか根性論ももちろん大切だし、そういうの大前提として感覚派じゃない理論に基づいて教えてくれるからそれがすごくいいなって」と、上田代表の教え方が自分に合っていたという。 「練習通りだったね。上田さんの考えたプランを遂行したっていう感じだな。だから俺の勝利じゃないな。戦ったのが俺っていうだけで。まあ、負けても上田さんのせいにしようと思ってたけどね(笑)」と、大晦日の勝利は上田代表の戦略がハマったものだったとする。 「(K-1ジム総本部を辞めて)他のキックのジムに所属するのはなんか自分の中で違うなってずっと思いがあって、所属できなかったのよ、キックのジムに。でもずっと悩んでたの。分からなかった、自分のキックの実力の伸ばし方を。でも今回MMAで試合をするってなった時にMMAのことをちゃんと教えてくれる指導者の人が近くにいることで、自分自身が凄く安心した。こうやって強くなるんだなって答えが分かったから、その答えに対して取り組むことができた。そこが今回の勝利の要因だな」と振り返る。 そして「MMAがあって良かったな。キックボクシングで目標を見失ってたタイミングで今回こうやってMMAの試合をさせてもらって。自分が強くなる環境があって。MMAでこれから頑張りたいなって思ってるから、キックで試合をすることは当分ないかな。キックでこうしたい、こうなりたいっていう思いがずっとあってキックにこだわってやり続けてたんだけど、それが今はなくなっちゃってたから。またもし見つかったらキックで試合をするのかもしれないけど、MMAで強いファイターになりたいな」と、今後はMMAに専念していきたいと語った。
ゴング格闘技
【関連記事】
- 【雷神番外地】対抗戦は朝倉未来軍が4勝3敗で平本蓮軍に勝利
- 【RIZIN】冨澤大智に113秒KO負け、3連敗の三浦孝太がRIZINを離れる決意「大舞台に自分が立ち続けるのは結果も含めて違うなって」「自分に見合った大会に出場できたら」
- 【RIZIN】ヒロヤが篠塚辰樹との因縁を語る「マジでアイツをボコボコにする。俺に負けたら丸刈りな」「未来さんの前座で出来たら面白いと思う」
- 【RIZIN】久保優太「セコンドに『最後までやらせてほしい』と頼んでいた」「インターバル中に会場がすごい声援をくれて“やってやる”と」「まだ自分は格闘家というものを諦めてない」
- 【RIZIN】鈴木千裕「クレベルの寝技を取り込めたら“絶対王者”のピースが揃う」「暴れ散らかしていたシェイドゥラエフには──」