「ハヤシユナイテッド文化ホール鈴鹿」に 鈴鹿市文化会館の愛称、来年4月から 三重
【鈴鹿】令和7年4月1日から、三重県鈴鹿市飯野寺家町の同市文化会館の愛称が「ハヤシユナイテッド文化ホール鈴鹿」になる。 愛称の使用期間は令和17年3月31日までの10年間。命名権料は総額2200万円で、毎年220万円ずつ市に支払う。 市文化会館は7月にリニューアルオープン。さらなる利用促進と財源確保につなげるため、市はネーミングライツパートナーを募集し、同市飯野寺家町のハヤシユナイテッド(林健一郎社長)のみが応募。同社は同所の建材商社林建材などの経営管理をする。 これまでの同社の実績などを踏まえ、外部有識者を含む選考委員会で決まった。 16日、市と同社が市役所で、市文化会館ネーミングライツに関する基本合意書を締結した。 締結式で末松市長は「ネーミングライツパートナーとして関係を築くことは、文化芸術分野の施策を幅広く推進することにつながる」、林社長は「ネーミングライツに恥じないよう、会社を発展させていくとともに、地域貢献していく」とそれぞれあいさつし、合意書に署名した。