エロジマンとジャンウォンが決勝トーナメント進出。山口翔大と谷川聖哉は無念の涙【K-1】
谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は同じく「K-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選」でクォン・ジャンウォン(韓国/Cheonghak Muaythai Gym)と対戦し、1Rにダウンを奪われ、判定負けを喫した。 1R、ともにオーソドックスの構え。圧をかけるジャンウォンに谷川は足を使って回り、組み付いて止める。谷川は左ハイ。距離が詰まって組み合うとジャンウォンが振り回す。ジャンウォンの蹴りがローブローとなり一時中断。圧をかけるジャンウォン。谷川がもパンチで迎撃もジャンウォンが右のショートフックでダウンを奪う。谷川は蹴りも交え反撃もジャンウォンの右ローで吹っ飛ばされスリップダウン。谷川はバックブローも空振り。組み付くシーンが増え、警告が出る。再開後、ローから足を使って回る谷川。組み付くとジャンウォンがヒザを突き上げる。 2R、圧をかけるジャンウォン。谷川は右ローとミドル。ジャンウォンが前に出ると組み止めてパンチを回避の谷川。しかしジャンウォンはヒザ。谷川が組み付いた際にバッティングが起こり中断。再開後、組み付いた際にジャンウォンがヒザを放ってしまい注意が出る。ジャンウォンは圧をかけて右ロー。ジャンウォンがなおも前に出ると谷川は背中を向けてしまい、ジャンウォンが攻撃に出たところで倒れてしまい、スリップダウンの判定。再開後、なおも前に出て右ローのジャンウォン。谷川がパンチで前に出るが距離が詰まり密着する展開に。ジャンウォンはワンツーから右ロー。谷川もパンチで前に出るが組み合ってしまい、両者に注意。再開後もパンチ、ローのジャンウォン。谷川はロー、三日月蹴り。
3R、谷川は右ロー、左ミドル。ジャンウォンは左ジャブ。ジャンウォンはワンツー、右ロー。谷川はローも距離が詰まってしまい単発に。組み合う展開が増える。ジャンウォンもワンツーを放つが次の展開には持って行けず。ジャンウォンはやや疲れが見えるもローは強烈。谷川がバランスを崩す。距離が詰まり組み合う展開が増えジャンウォンに注意が出る。残り30秒、なんとか倒したい谷川だが、ホールディングでジャンウォンに注意。最後はともに手を出し続ける中、試合終了。 判定は28-30、27-30、28-30の0-3でジャンウォンが勝利を収めた。 今大会ではアジア予選が4試合行われたのだが、メインでジェロム・レ・バンナを破ったK-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)、ジマーマン、ジャンウォンが12月14日に東京・代々木第⼀体育館で開催される本戦に駒を進めた。 もう1試合のシナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)vs クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)の一戦は試合中のアクシデントでカリミアンが戦闘不能となり「試合結果保留」の異常事態となっている。